スペイン代表のFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)が、同国代表通算50試合出場を達成した。17日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
1997年4月21日生まれのオヤルサバルは現在28歳。レアル・ソシエダのカンテラ出身でトップチーム昇格を果たした後、2016年5月にスペイン代表デビューを飾ると、その後数年間は遠ざかったものの、2019年以降は“常連組”としての地位を確立。そして、15日のFIFAワールドカップ26欧州予選・グループE第5節ジョージア戦で、代表通算出場数が『50』に到達した。また、この試合での2ゴールで、通算得点数を『21』に伸ばしており、フリオ・サリナス氏が保持するバスク人選手最多得点記録にまで『1』としている。
直近8試合で8得点6アシストと大車輪の活躍を見せており、スペイン代表における公式戦30試合無敗の新記録樹立にも貢献したオヤルサバル。通算50キャップを達成した同選手は、「ここにいて、チームに貢献できているのが嬉しい。いつも言っていることだけど、重要なのはチームで、僕自身がゴールするかしないかではない。求められれば、なんでもやるさ。大切なのは、全員が準備を整えていることだ」とチームへの献身を強調した。
また、かつてはレアル・ソシエダとスペイン代表の両方で“後輩”だったMFマルティン・スビメンディ(現:アーセナル/イングランド)は、「偽の9番なんかじゃない。彼は特別だ。賢く、野心的で、競争心にあふれている。あらゆる資質を備えているけど、なによりも頭が良いんだ。プレスの先陣を切り、継続性を与えることで、チームに大きく貢献している。そして、ペナルティエリアでの活躍は、みんなが知っている通りだよ」と賛辞を送っている。
年内最後の試合となる16日のトルコ戦。スペイン代表で絶好調を維持するオヤルサバルは、メモリアルな1年をどのように締めくくるのだろうか。
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