フランスが無敗で欧州予選終了! ウクライナは“直接対決”を制してプレーオフへ逆転進出

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループDの最終節が16日に行われた。

 ここまで5試合を消化したグループDは、前節の勝利でフランス代表が首位通過を確定済み。開幕から4勝1分の無敗を維持する“レ・ブルー”が、8大会連続のワールドカップ出場を決めている。一方、プレーオフ進出の権利が与えられる2位争いは熱を帯びており、最終節では2位アイスランド代表と3位ウクライナ代表の直接対決が実現。両者は勝ち点「7」で並んでいるものの、得失点で上回るアイスランド代表が引き分け以上で2位フィニッシュとなる。

 アゼルバイジャン代表と対戦したフランス代表は、開始早々の4分に先制点を献上。それでも17分にジャン・フィリップ・マテタが同点弾を挙げ、スコアを振り出しに戻す。さらに30分、マロ・ギュストの折り返しからマグネス・アクリウシェが逆転ゴールをマーク。前半終了間際にはオウンゴールでリードを広げる。結局、互いに後半は得点が生まれず、3-1でフランス代表が勝利。“エース”キリアン・エンバペを欠きながら、フランス代表が欧州予選を無敗で終えた。

 2位の座をかけたウクライナ代表とアイスランド代表の直接対決は、スコアレスで前半が終了。そんななか、一進一退の攻防が続いた一戦は83分に均衡が破られる。ホーム扱い(開催地はポーランド)のウクライナ代表が右サイドでコーナーキックを獲得し、ニアで逸らしたボールにオレクサンドル・ズブコフが反応。勝利必須の状況で先制に成功する。さらに後半アディショナルタイム、ショートカウンターからオレクシイ・フツリャクが追加点を奪取。2-0で勝利したウクライナ代表が最終節で順位を逆転させ、5大会ぶり通算2度目のワールドカップ出場に向け2位でのプレーオフ進出を決めた。

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