ヴォルフスブルクは9日、ポール・シモニス監督を解任したことを発表した。
ヘーレンフェーンでのアシスタントコーチや、ゴー・アヘッド・イーグルスでの指揮官を経て、今夏からヴォルフスブルクの指揮官を務めていた現在40歳のシモニス監督だが、7日に行われたブンデスリーガ第10節のブレーメン戦に1-2で逆転負けを喫したことで、直近の公式戦3連敗となり、直近の公式戦8試合でわずか1勝(7敗)となった。
この結果、ブンデスリーガ第10節終了時点で2勝2分け6敗の勝ち点「8」で、入れ替えプレーオフ圏内となる16位まで勝ち点「1」差に迫る14位に後退したヴォルフスブルクは、シモニス監督の解任を決断。なお、追って通知があるまで当面の間は、同クラブのU-19を率いているダニエル・バウアー監督がトップチームの指揮を執ることも明らかになっている。
シモニス監督の解任を受け、スポーツ担当のマネージングディレクターを務めるピーター・クリスチャンセン氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ポール・シモニス監督を解任するという決断は私たちにとって容易のことではなかった。私たちは彼の仕事ぶり、アイデア、そしてチームへの対応を高く評価していた。だからこそ、このような決断を下さなければならなかったことを大変残念に思っている。しかしながら、フットボールにおいては結果と勝ち点が最終的に重要であり、ここ数週間は私たち全員が期待していたようには進んでいない。監査役会との綿密な議論の結果、ピッチ上での安定と成功をもたらすためには、今こそ変革が必要だという結論に至った。ポールとアシスタントコーチのこれまでの働きと献身に感謝するとともに、彼の今後の活躍を祈っている」
【ハイライト動画】ブレーメンvsヴォルフスブルク
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