同点弾取り消しに不満…リヴァプール指揮官「間違った判定であることは明白」

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、マンチェスター・シティ戦で同点弾が認められなかったことへの不満を口にした。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第11節が9日に行われ、リヴァプールはマンチェスター・シティと対戦。29分にアーリング・ハーランドに先制点を決められると、45+3分にはニコ・ゴンサレスに、63分にはジェレミー・ドクに追加点を許し、0-3で敗れた。

 イギリスメディア『Squawka』によると、この試合の結果、リヴァプールはプレミアリーグで44試合連続得点を記録していたが、無得点に終わったことでこの記録がストップすることに。なお、これは歴代最長となるアーセナル(2001-02シーズン)が記録した55試合に次ぐ、プレミアリーグ歴代2位の記録となっていた。

 ただ、この試合では0-1で迎えた38分にコーナーキックからフィルジル・ファン・ダイクがヘディングシュートを叩き込んでリヴァプールが同点に追いついたかにも思われた場面もあったが、シュートを避けたアンドリュー・ロバートソンがオフサイドの位置にいたことで、得点は認められなかった。しかし、ロバートソンはシュートにほとんど影響を与えていなかったため、これは物議を醸す判定となっている。

 副審が旗を上げ、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認も行われた結果、得点が認められなかったことを受け、試合後にスロット監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』で「間違った判定が下されたのは明確で、明白だ」と誤審だったことを主張した。

「彼(ロバートソン)はGKの行動に全く干渉していなかった。試合が終わった後すぐに誰かが、昨シーズンのマンチェスター・シティ対ウルヴス(ウルヴァーハンプトン)の試合で同じ主審がゴールを認めていたのを見せてくれた」

「副審はオフサイドだと判定して旗を上げるまで13秒もあった。だから、コミュニケーションがあったことは明らかで、あのゴールが私たちの試合の流れを良い方向に変えてくれることができたはずだった」

 また、当事者であるファン・ダイクは試合後、「僕が何を言おうと関係ない。なぜなら、僕が言ったことはすべてメディアに取り上げられ、代表期間中はずっと判定に対する僕のコメントで持ちきりになるだろうからね」と語るにとどめた。

【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsリヴァプール

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