
復帰後の働き方、フルタイム、それとも時短勤務にする?
専門家の回答
復帰後の働き方では、子ども、自分、家族、会社がどのような環境にあるかを確認しましょう。
ママと子どもが、心も体も元気であることが、最大の条件になります。
そのうえで、自分自身が子どもを預けることに違和感を感じつつも、働き続けたい場合は、まずは時短勤務で働いてみましょう。
また、家族の理解が得られない場合も、「なるべく家族に負担をかけないための時短勤務」であると説明しましょう。
しかし、この場合、自分の仕事に満足がいかなくなったり、思い通りにかないと思うことがあるかもしれません。それでも、仕事を辞めて再スタートするより、時短勤務で働き続ける方が、次のステップに進みやすいと思います。
そのため、苦渋の決断になっても、まずは時短勤務での働き方をしてみましょう。
自分に働きたい気持ちがあり、家族もその気持ちを十分に理解してくれる場合、フルタイム勤務がしやすいでしょう。ただ、そのように環境が整っている場合でも、自分の体調、子どもの体調などにより、フルタイム勤務に難しさを感じることもあると思います。
そのような場合でも、”自分の人生は子育てより長い”ので、フルタイムや時短勤務にこだわらず、今できることを選択、経験し、環境や状況が整ったときに自分の望むスタイルで再スタートできるように準備をしておくことをおすすめします。
(専門家:はたママ研究所代表 西田 えまぶ)
先輩ママの経験談
1人目のときはフルタイムにしました。復帰してから1年以内に2人目を計画していたので、時短の場合、育休手当ても減ってしまうことを考慮して。2人目はどちらでも良かったのですが、仕事の内容から、結果的にフルタイムになりました。あずき 4歳、2歳のママ
最初は時短勤務にして、慣れてきたらフルタイムに変更しました。最初は余裕がなかったので時短勤務で復帰してよかったです。あっちん 3歳ママ
1人目のときはまだ6ヶ月での入園、復帰だったので、保育園も17時までという決まりがあり、時短勤務にしました。子どもが1歳3ヶ月のときに妊娠がわかったので、時短勤務を続けて2人目の産休・育休を取りました。2人目の復帰のときは、在宅勤務を活用できるということで、会社と相談してフルタイムとしました。時短・フルタイム、どちらにしても、集中して生産性をあげたり、在宅対応をしたりと、工夫することで、成果ではあまり大きな違いはないように思います。のん 3歳、1歳のママ