切符争奪戦で明暗分かれる 松山英樹は2年連続11度目の最終戦出場へ

<BMW選手権 最終日◇17日◇ケイブスバレーGC(メリーランド州)◇7601ヤード・パー70>

ランキングトップ50のみが出場できる、米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦が終了。世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)がトータル15アンダーで逆転優勝を飾り、今季5勝目を挙げた。
激しい優勝争いの裏では、最終戦「ツアー選手権」出場をかけた攻防も繰り広げられた。出場できるのは、今大会終了時点のフェデックスカップランキング上位30人。ボーダーライン上の選手たちは、それぞれの運命をかけて戦った。

日本勢で唯一、プレーオフシリーズに進んだ松山英樹は、今大会をトータル2オーバー・26位タイでフィニッシュ。ポイントランキングは開幕前の21位から2ランクダウンの23位となったが、圏内をキープ。2年連続11度目の最終戦切符をつかんだ。

圏外から滑り込んだのはハリー・ホール(イングランド)。トータル8アンダー・6位で終えて、ランキングを45位から26位に大きく伸ばし、初の最終戦出場を決めた。

一方で、多くの実力者がシーズンを終えることになった。ツアー通算6勝の人気者リッキー・ファウラー(米国)はトータル7アンダー・7位タイと健闘し、ランキング48位からジャンプアップしたが32位でわずかに及ばず。元世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は41位、2016年に最終戦を制したザンダー・シャウフェレ(米国)も42位に沈み、いずれも敗退した。

なお、これまでの最終戦ではランキングに応じてスタート時にハンディキャップ(ストローク差)が与えられていたが、今季からは廃止。全員がイーブンパーからの横一線スタートとなる。

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