ヒールに当たった時のドライバー飛距離ランキング “第4位”がプロギアに決定! 同社が語る大きすぎる慣性モーメントの弊害とは?

ドライバー選びにおいて、“一発の飛び”はやはり大きな魅力であり、多くのゴルファーが重視する要素のひとつだ。しかし、実際のラウンドでは毎回ナイスショットが打てるとは限らないのが現実。特にアマチュアゴルファーにとっては、芯を外してしまった時にどれだけ飛距離が落ちないか、つまり「ミスに強いかどうか」が、結果としてスコアを左右する非常に重要なポイントとなる。
そこでALBA Netでは、リアルなアマチュアゴルファーにこそ刺さる性能=ミスヒットへの強さに注目し、ドライバー性能を検証することにした。今回フォーカスしたのは、多くのゴルファーが無意識のうちにやっている“ヒール寄りヒット”。本来なら飛距離ロスや曲がりの原因になってしまうこの打点で、どれだけ飛ばせるかを徹底的にテストした。

4位に入ったのはプロギア『RS MAX』。
1球目 242.2ヤード
2球目 242.5ヤード
3球目 242.6ヤード
4球目 242.4ヤード
5球目 242.2ヤード
【平均 242.4ヤード】

以下、プロギアの担当者コメント:
「本当に嬉しい結果です。慣性モーメントが10Kを超えてくると、打点がズレて右に飛んだボールは右に真っすぐ、左に飛んだボールは左に真っすぐ飛びがちです。その点、『RS MAX』はそこまで慣性モーメントを大きくしておらず、フェースのバルジも適度にあるので、右や左に飛び出たボールがギア効果によって真ん中に戻ってきやすいのです。打点が安定しないゴルファーにおすすめの渾身の1本です」

◇ ◇ ◇

打点や左右打出角の調整等、クラブ1本計測するのに半日かかることも。そのため今回のテストを実施するにあたりクラブ本数に上限があり、各メーカー1モデルに限定し自信のあるクラブを指定してもらった。そのクラブリストが下記14本(メーカー名五十音順)。なお、スペックはメーカー指定になる。

・キャロウェイ『ELYTE』10.5°純正ベンタスグリーン5S
・グローブライド『24ONOFF AKA』10.5°純正SMOOTH KICK MP-524D-S
・コブラ『DS-ADAPT MAX-K』10.5°純正スピーダーNX for COBRA-S
・ダンロップスリクソン『ZXi LS』9°純正べンタスZXi-S
・テーラーメイド『Qi35』10.5°純正ディアマナTM50S
・ネクスジェン『NS250』10.5°SS RED
・ピン『G440MAX』9°純正TOUR 2.0 BLACK65S
・ブリヂストン『B3 MAX』9.5°純正ヴァンキッシュBS40 for MAX-S
・プロギア『RS MAX』9.5°TENSEI FOR PRGR-S
・本間ゴルフ『TW767』9°純正ヴィザードEZ-C-S
・マジェスティ『マジェスティロイヤル』9.5°純正LV560-S
・ミズノ『ST-MAX 230』10.5°純正Tour AD GM D55-S
・ヤマハ『インプレスDRIVESTAR TYPE/D』10.5°純正スピーダーNX TM-425D-S
・ヨネックス『EZONE GT MAX』10.5°純正AK-04GT-S

テスト条件は下記。
①ヘッドスピードはクラブ長を問わずフェースセンターで42m/sに統一(ヒール側は若干HSが下がる)
②完全なストレート軌道&スクエアヒット&フェーススコアラインの真ん中から1.5センチヒール寄りの打点
③入射角はアッパー2.4度
④打球数はスピン量エラーを除いた5球平均
⑤ボールは24時間25度の環境で保管したタイトリスト『ProV1』を使用
※計測機器はプロギアのカメラ式最高機種『RED EYES』を使用。飛距離はキャリーとランの合計。

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