
日本代表FW山田新(川崎フロンターレ)が、東アジアE-1サッカー選手権第3節韓国戦への意気込みを示した。
初戦の香港戦で後半の45分間に出場した山田だが、2戦目の中国戦は出番がなかった。「もちろん出たかったので悔しい思いはありますけど、チームとしても自分としても切り替えています。1試合目、2試合目を経てより良い方向に来ている。自分が出場どうなるか分からないですけど、出たら勝利に貢献して優勝できるように頑張りたいと思います」と、日韓戦への意気込みを示した。
「(大学時代の)日韓戦、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)、Jリーグでも韓国の選手と、うまくやれている印象があるので、そういう経験を生かしてゴールできればいいなと思います。お互い、日本もそうですし、韓国もライバルだと思ってやってくる。激しい試合になっている印象があるので、バトルのところもそうですし、技術、戦術の細かいところでも勝っていきたいです」
FIFAワールドカップ26まで残り1年のなか、滑り込みの数少ないチャンスでもある今大会。山田は「ゴールもそうですし、闘うところで違いを見せたい。競争は激しいと思いますし、時間のなさを感じています」としつつも、自分の武器には自信を示している。
「見てる感じでは自分の推進力だったりは負けない部分があると思います。背後のところ、ラインブレイクだったり、カウンターもそうです。W杯に向けて今は押し込む時間が比較的多いですけど、押し込まれる展開もあると思うので、そういったところでゴールにつなげられたりとか、そういうところで違いを作れると思うので、そこを出せればと思います」
「(代表では)ゴールは絶対ですし、それ以外のところでは、楔から攻撃が始まるので、そこの精度やつながりが求められる。背後のところもそうですし、ボールを収めるところ、運ぶところ、いろいろな基準があります」
「川崎のサポーターが多く来てくれて心強いですし、川崎のためにも結果を残さないといけない」と決意を示した山田。15日の19時24分キックオフを予定している韓国戦で代表初ゴールを挙げられるのか注目だ。
【ハイライト動画】日本vs中国