竹田麗央はオートミールにケチャップ!? 原英莉花、山下美夢有らの米食事の変化「ちょっと苦手な食材も…」【カメラマン南しずかの米ツアー小話】

畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子らに加え、2025年は過去最多となる日本勢13人が出場する米国女子ツアー。その動向にも注目だが、試合以外や海外勢のこぼれ話まで伝えるのはなかなか難しい部分も…。そこでツアーを長年取材しているカメラマン・南しずか氏が気になるネタをピックアップ。これを見れば“米女子ツアー通”になれるかも!?

最高のパフォーマンスを発揮するため、アスリートにとって食事は非常に重要だ。日本から米国に主戦場が変わることで、慣れ親しんできた食べ物が、いつも食べられるとは限らない。日本勢のルーキーたちに食事面で変わったことがあるのか、聞いてみた。

竹田麗央は、「最近は食べてないですが…」と前置きをしつつ、オートミールを食べるようになったと言う。オートミールとは、オーツ麦を加工したシリアルの一種。どろっとしたお粥に似ている。米国ではミルク、砂糖、ナッツ類などをかけるのが一般的だが、竹田はいろいろと試して、トマトケチャップをかけるのがベストという結論にたどり着いた。具なしのケチャップライスみたいな味なんだそう。

朝食はパンの日もあれば、ご飯の日もあり、たまにオートミールも食べる。竹田はその時の気分や体が欲するものを食べるようにしている。

山下美夢有は毎試合、滞在先の家の近くに住む日本人シェフを雇い、作ってもらっている。米国の食事がちょっと合わずに体重が減ってしまった、という経験を踏まえ、この決断に至った。パフォーマンスを発揮し、疲れが出にくいメニューを栄養士さんが考えてくれる。

「ご飯、味噌汁、魚、ヨーグルト、フルーツなど。(バランスなどを)ちゃんと考えて作っていただいているので、すごく良いなって思っています。ちょっと苦手な食材も、うまく調理してもらっているので、食べられるようになりました」。昼には補食として、おにぎりを握ってもらっている。

下部のエプソン・ツアーに参戦する原英莉花の食事にも変化があった。「(日本ツアーでは)ホテルに泊まって外食するってことが多いんですが、こっち(米国)では一軒家に泊まり、帯同するマネジメント会社の方が作ってくれています。カロリー計算も考えてくれているので、バランスよく食べることができているかな」。最もリピートしてるメニューはチゲ鍋。副菜として、どかーんと大盛りのサラダも食卓に並ぶ。

ベストパフォーマンスを出すために―。それぞれの選手が工夫して、食事を摂っている。(取材・文/南しずか)

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