
背中の筋肉が硬いと捻転差が作れないため、フォローで振り抜けずに飛距離が伸びない。そのため、背中の柔軟性を高めることが重要だとパーソナルトレーナーの保坂玲奈さんはいう。また、「筋肉が硬い状態でいきなり筋トレを行うとケガにつながります。週に2~3回でいいので、ストレッチでポイントとなる箇所の筋肉を“緩めて”振れる体を作ってください」とも話す。ちなみに、ストレッチはお風呂上がりに行うとより効果的なため、紹介するストレッチもそのタイミングでやってみよう。
■ストレッチ1
ゴルフボールの上に寝て体を揺らす
【効果】
背中が柔らかくなる
仰向けに寝てボールを肩甲骨の下に置き、上体を反らして腰を左右に揺らします。このとき、背中が押されて伸びるようにすると良いです。背中が柔らかくなり、背骨を中心に回転できるようになりますよ。左右1分ずつ行いましょう。
■ストレッチ2
横向きで寝たら足を交差して胸を開く
【効果】
上体がネジリやすくなる
まず、横向きに寝て左足を90度に曲げたら両手を重ねます。その後、左手を開いていきましょう。背骨がグルッと動く感覚があればOK。左右5回ずつ行ってください。肩周りの可動域が広がり、深いトップが作れるようになります。
■ストレッチ3
座ったままクラブを担いで回転
【効果】
背骨部分がほぐれる
浅めに腰掛けたらクラブを担ぎ、股関節を固定させたまま上体を回します。左右5回ずつが目安です。ヒジを引くように胸から回すのがポイント。背中周りが柔らかくなり、トップで捻転差が作れるようになります。
解説/保坂玲奈
ほさか・れな/1994 年生まれ。「2018 ミス・ユニバース・ジャパン長野大会」のファイナリスト。食育アドバイザーの資格を持つゴルフ大好きパーソナルトレーナー。
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