ドイツ代表FW、バイエルン移籍で個人合意も…シュトゥットガルトとの移籍金“乖離”で交渉難航か

 シュトゥットガルトは、ドイツ代表FWニック・ウォルトメイドの移籍金として6000万ユーロ(約101億円)から7000万ユーロ(約118億円)を求めているようだ。1日、ドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者が報じている。

 ウォルトメイドは2024-25シーズン、公式戦33試合に出場して17ゴール3アシストを記録。6月にはUEFAネーションズリーグでドイツ代表デビューも飾り、一躍注目の的となった。そんな23歳に対して、ドイツの絶対王者であるバイエルンが関心。すでに2030年6月までの5年契約で個人合意に至ったとの報道も出ている。

 現在はクラブ間での交渉が進められており、ドイツ『キッカー』は「シュトゥットガルトは当初、1億ユーロ(約168億円)を要求している」と伝えていた。しかしながら、プレッテンベルク記者は、「シュトゥットガルトは1億ユーロ、もしくは8000万ユーロ(約135億円)は要求していない。同クラブは、6000万ユーロ~から7000万ユーロを現実的なラインとして想定している。また、取引にはバイエルンの選手を含める可能性もある」と報道している。

 一方、バイエルンはウォルトメイドの移籍金として5000万ユーロ(約84億円)と見積もっていることから、両者の要求価格がいまだに乖離していることから、交渉は簡単にはまとまらない模様。すでに同選手はシュトゥットガルトに対して、「バイエルン行きのみを望んでいる」と伝えたとされており、両クラブ間の合意を待っているという。

 現在23歳のウォルトメイドは、ブレーメンの下部組織出身で、2020年11月に17歳11カ月16日の若さでトップチームデビュー。その後レンタル経験を経て、2024年夏にシュトゥットガルトに完全移籍を果たしている。

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