「色々な制約がある我々だが…」 S・ガルシアが初のLIVポイントで全英オープン出場へ滑り込み

2017年の「マスターズ」覇者で、現在はLIVゴルフでプレーするセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、22年以来3年ぶりに「全英オープン」(17日開幕、北アイルランド/ロイヤル・ポートラッシュGC)の舞台に戻ってくる。
先週のLIVゴルフ・ダラス大会は25位と振るわずに終えたガルシアだが、個人戦のポイントランキングでは5位に踏みとどまった。今年2月、全英オープンを主催するR&Aは、「ダラス大会終了時点で有資格者を除くポイントランキングのトップ選手」が出場資格を獲得すると発表していた。ただし、ランキング5位以内という条件つき。上位4名は1位のホワキン・ニーマン(チリ)、2位のブライソン・デシャンボー(米国)、3位のジョン・ラーム(スペイン)、4位のパトリック・リード(米国)がすでに出場権を持っていたため、この結果、ガルシアが26回目の出場を果たすことになった。

北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュでの開催は19年大会以来、6年ぶりのこと。「2度目のポートラッシュに出場するのは今年の目標の1つだった。色々な制約がある我々だが、1つでも多くのメジャー大会でプレーしたい」とよろこびの声をあげる。

45歳とベテランの域に入っているガルシアは、1998年から2022年まで連続で全英オープンに出場。予選落ちは4度だけで07年、14年には2位に入ってもいる。7月17日に開幕する今季最後のメジャーに、LIVゴルフ勢はガルシアを加え、現時点で17選手が出場を決めている。(文・武川玲子=米国在住)

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