
インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが、トルコ代表MFハカン・チャルハノールに対してと思われるメッセージを送った。6月30日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。
FIFAクラブワールドカップ2025・ラウンド16が行われ、インテル はフルミネンセと対戦した。試合は開始早々の3分にヘルマン・カノが得点を挙げ、フルミネンセが先制に成功。リードを許したインテルも徐々に攻勢を強めてゴールに迫るが、終盤の反撃はGKファビオの好セーブや枠に阻まれ同点弾には至らない。すると、後半アディショナルタイムにエルクレスが勝負を決める追加点をマーク。結局、フルミネンセが2-0で勝利し、準々決勝に駒を進めた。
試合を振り返ったラウタロ・マルティネスは、「前半はまったく試合に入れていなかった。失点もしたし、ボールをあまりにも簡単に相手に渡してしまった」と敗因を分析。「ここに来て応援してくれたファンみんな、そして観客のみんなに謝罪する。今はしっかりと休養を取り、来シーズンに向けて最高の準備をすることに集中すべきだ」と現在の心境を吐露している。
一方、「残りたい者は残るべきであり、残りたくない者はクラブを去るべきだ。僕たちはクラブの一員として、重要な目標に挑戦しなければならない」とコメント。『フットボール・イタリア』など複数のメディアは、この発言がガラタサライへの移籍に向けてインテルに退団希望を直訴したと報じられるチャルハノールに対してのメッセージだと指摘した。
また、「誰の名前も挙げるつもりはない。僕たちは全力を尽くすためにここにいる。でも、僕が見ていて納得できないことがたくさんあった。僕はキャプテンであり、このグループのリーダーだから、声を上げる責任がある」と発言に至った経緯を説明。「メッセージははっきりしている。残って重要なタイトルに挑みたい者は歓迎する。そうでない人とは“さようなら”だ」と述べた。
なお、右足の腓腹筋を負傷中のチャルハノールは今大会の全試合を欠場している。
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