カジェホンが38歳で現役引退を決断…かつてレアル・マドリードやナポリで活躍

 スペイン3部のマルベージャは19日、元スペイン代表FWホセ・カジェホンが今シーズンをもって現役を引退することを発表した。

 カジェホンは1987年2月11日生まれの現在38歳。レアル・マドリードのカンテラ(育成組織)育ちだが、同クラブでトップチームデビューを飾る前の2008年夏、エスパニョールへ完全移籍。エスパニョールでは3年間で公式戦通算106試合出場12ゴール14アシストと頭角を現し、2011年夏にレアル・マドリードへの帰還を果たした。

 レアル・マドリードでは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現:アル・ナスル)や元アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア(現:ベンフィカ)らが在籍していたこともあって、出番は限られていたものの、“ジョーカー”として活躍し、2年間の在籍で公式戦通算77試合出場20ゴール7アシストを記録。2013年夏、ナポリへ完全移籍した。

 自身初のセリエA挑戦ながら、ナポリでは加入初年度から本職の右ウイングでポジションを確保。2013-14、2019-20シーズンにはコッパ・イタリア優勝に貢献した。2014年11月にはスペイン代表デビューも飾っており、これまで国際Aマッチ通算で5試合出場を記録。ナポリに在籍した7シーズンでは公式戦通算349試合出場82ゴール79アシストと圧巻の数字を残し、2019-20シーズンをもってナポリを退団した。

 以降はフィオレンティーナを経て、生まれ故郷のグラナダでもプレーし、昨年夏からはプリメーラ・フェデラシオンRFEF(スペイン3部相当)のマルベージャに加入。今季はここまで行われた公式戦40試合のピッチに立って、10ゴール10アシストと衰えを感じさせぬ数字を刻んでいる。

 なお、24日に控えたプリメーラ・フェデラシオンRFEF・グループⅡ第38節のアンテケラ戦が、カジェホンにとっての現役ラストゲームとなる。

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