
<ミズホ・アメリカズオープン 事前情報◇7日◇リバティ・ナショナルGC(米ニュージャージー州)◇6690ヤード・パー72>
ニューヨークの街並みと自由の女神を望むコースに、渋野日向子が1年ぶりに戻ってきた。初出場だった昨年に続き、2年連続での出場。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ、「4日間戦えて、上位で争えるように頑張ります」と意気込んだ。
前週の「ブラックデザート選手権」では、2日目に2連続イーグルをマークして今季ベスト「65」を叩き出したが、3日目に「78」と急降下。60位に終わった。それでも声色は明るい。「試合が続いていて、疲れもあるかなと思いつつも、しっかり振れているし、距離も出ている。先週とは距離が違う(長い)けれど、しっかりアジャストしていきたい」と話す。
昨年大会はトータル6オーバーで予選落ちを喫した。海に近いことから強い風も吹き、優勝スコアはトータル14アンダーだった。「昨年同様、難しいなとは思ったけれど、いろいろと自分も変わってきている」。昨年は予選落ちが重なる中での出場だったが、いまは手ごたえを感じられる部分もある。
決勝ラウンドではプロ2人とジュニア1人が一緒にプレーする、というのも大会の特徴のひとつ。「去年初めて出て予選落ちしちゃったので。そこまで行けるように、楽しめるようにしたい」と、まずはその“舞台”に立つことを目指していく。
「パー5でしっかりバーディを獲りたい。天気や風次第で(雰囲気が)全然変わる。しっかりと同じ面に乗せられるように頑張りたい」。好感触を得ているショットを武器に、多くのバーディチャンスを作っていきたい。