「諦めずに頑張りたい」菅楓華が10代V最後の挑戦へ ショット乱れも“爆睡”で復調?

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 事前情報◇6日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)◇6665ヤード・パー72>

メルセデス・ランキング(MR)2位の19歳・菅楓華が、今季国内メジャー初戦にホステスプロとして初出場する。
昨年大会では『ルーキーキャンプ』の活動で会場を訪れていた菅だが、今年は選手として、しかもホステスプロとしての出場。「目標としていたこの大会に出場できるのがすごくうれしい。サロンパスさんに恩返しできるように頑張りたい」と笑顔を見せた。

ルーキーキャンプでは、“プロ1年生”たちが、ギャラリーにスコアを見せるキャリングボードやドライビングディスタンス計測、フォアキャディなどを務める。菅は当時、小祝さくら、勝みなみ、櫻井心那の組についてボードを持ち、プレーを間近で見ていた。

「去年はグリーンが速いイメージがあって、セカンドショットはビタ止まりしないイメージでした。その中でショートゲームで寄せて、パーを取るのがみなさん上手い。3、4メートルぐらいのパターが入っている印象がある」と振り返った。

今週は初めてコースを回り、月曜・火曜に練習ラウンドを行った。昨年から「難しいイメージ」を持っていたが、実際に回り「木がたくさん囲まれていて、距離が長いというのもありますし、グリーンが大きくてアンジュレーションがいっぱいある。ショット力が大事だと思いました」とその難しさを再確認した。

先週の「パナソニックオープンレディース」では、「ショットがちょっと乱れていて、バーディチャンスが作れなかった」と持ち球のフェードと逆球が出てしまい、2日目までトータル1アンダーとなかなかスコアを伸ばせなかった。

最終日に「69」をマークして15位タイまで盛り返したが、初日に悪天候の影響でサスペンデッドになったこともあり、疲労が溜まってショットの調子を落としていた。そこで「(今週の)月曜日はお昼までずっと寝ていました。ショットの調子が戻ってきて、飛距離も出ています」と復調した様子だ。

5月17日に20歳の誕生日を迎える。目標としてきた10代での優勝は、今週がラストチャンス。「まだチャンスはある。諦めずに頑張りたい」と強く意気込む。

今季は開幕戦から4試合連続でトップ10入り。7試合すべてで決勝に進出しており、いつ優勝しても不思議ではない状況だ。10代ラストウィークで、念願の初優勝を飾りたい。(文・高木彩音)

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