暫定で首位インテルに並ぶも…コンテ監督が会長に本音「戦うには適切な武器が必要」  

 ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督が、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長に対する不満を口にした。19日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。

 セリエA第33節が19日に行われ、ナポリはモンツァと対戦。最下位に沈むモンツァのゴールをなかなかこじ開けられなかったナポリだったが、72分にスコット・マクトミネイが決勝点を挙げ、1-0で勝利を収めた。この結果、ナポリは首位インテルに暫定ながら勝ち点で並んだ。

 今シーズンから指揮官を務めるコンテ監督は試合後、「ナポリでの生活に幸せを感じている」と語りながらも、「私は責任を背負っているし、ファンを失望させたくない。計画ではなく、奇跡に頼って歩み続けることはできないんだ」と、クラブの運営に懸念を示した。

 ナポリは今冬の移籍市場で、エースのフヴィチャ・クヴァラツヘリアをパリ・サンジェルマンに売却した。コンテ監督は、その判断に対して批判的な姿勢を見せていたが、再びクラブの戦略に言及。「(デ・ラウレンティス)会長を尊敬しているし、協力もしている」と前置きをしつつ、「自分にも大きなプレッシャーをかけているが、戦うには適切な武器が必要だ。そうでなければ、ただやられてしまうだけになる」と語り、指揮官としての責任感とともに、クラブの補強方針に疑問を呈する発言となった。

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