ミランでも苦戦のフェリックス、今夏に母国復帰の可能性?…ベンフィカがレンタル検討か

 チェルシーからミランへレンタル中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに、古巣復帰の可能性が浮上しているようだ。16日、ポルトガル紙『レコルド』が伝えている。

 現在25歳のフェリックスは母国の名門ベンフィカで頭角を表し、2019年夏にクラブ史上最高額の1億2600万ユーロ(約204億円)でアトレティコ・マドリードへ加入した。しかし、ディエゴ・シメオネ監督の戦術との親和性は高くなく、次第に序列は低下。2回のレンタル移籍を経て、昨年夏に完全移籍加入したチェルシーでも定位置を掴めず、今冬にミランへ活躍の場を移した。

 加入後初戦となったローマとのコッパ・イタリア準々決勝でゴールを決め、鮮烈なデビューを飾ったフェリックスだが、その後は目立った活躍を見せることができておらず。ここまでの成績は公式戦通算13試合出場1ゴール1アシストに留まっており、今夏には保有元のチェルシーへ復帰することが濃厚と報じられている。

 そんなフェリックスだが、来シーズンは母国リーグでプレーすることになるかもしれない。報道によると、古巣ベンフィカが6月中旬に開幕するFIFAクラブワールドカップ2025に向けて前線の戦力強化を望んでおり、フェリックスのレンタルを検討してるという。チームを率いるブルーノ・ラージ監督は同選手の獲得を熱望しており、すでに代理人であるジョルジュ・メンデス氏とも接触しているようだ。

 なお、フェリックスに対してはトルコの名門ガラタサライが関心を寄せているものの、高額給与が移籍にあたっての障壁となる可能性が高いと報じられている。

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