インテル指揮官、CL準々決勝で対戦のバイエルンを“優勝候補”と評価も「勝つ自覚がある」 欧州制覇へ難関突破なるか

 インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で対戦するバイエルンを“優勝の最有力候補”と評した。7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同監督のコメントを伝えている。

 インテルは今シーズンのCLで、リーグフェーズを4位で突破すると、ラウンド16でフェイエノールトに2戦合計4-1で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。そして8日に行われるCL準々決勝のファーストレグでバイエルンと対戦する。インザーギ監督は敵地アリアンツ・アレーナでの試合を前に「素晴らしいスタジアムで、強敵と対戦する試合になるが、我々はここまでくるために多くの努力をしてきたし、チャンスをつかむつもりだ」と、意気込みを示した。

 続けてインザーギ監督は「いくつか問題点がある」と、欠場者について言及。ピオトル・ジエリンスキ、デンゼル・ダンフリース、メフディ・タレミが負傷で欠場し、クリスティアン・アスラニが出場停止になることを伝えた。一方、5日のパルマ戦でハムストリングのケガから復帰を果たしたラウタロ・マルティネスについて、「明日はプレーするだろう」と語り、出場に向けてコンディションは問題ないようだ。また、ハカン・チャルハノールとアレッサンドロ・バストーニ、フェデリコ・ディマルコに関しては「状況を確認する必要がある」との見解を示しており、出場が危ぶまれている。

 そしてインザーギ監督はドイツの盟主であるバイエルンに対して、「激しいプレッシャーをかけ続ける、経験豊富なチームであり、何年もこの大会で勝ち進んでいる」とリスペクト。続けて「レアル・マドリードとともに、優勝の最有力候補」と評しつつも、「素晴らしい試合をするためにここに来た。我々は偉大なクラブを代表しており、準々決勝で勝つ自覚がある」と、強い決意を口にしている。

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