ユヴェントス、元ミラン指揮官の招へいを検討? リーグ“トップ4”を逃した場合はチアゴ・モッタ監督を解任か

 アル・ナスルを率いるステファノ・ピオリ監督に、ユヴェントスの指揮官就任の可能性が浮上したようだ。13日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』などが伝えている。

 ここまで28試合を消化したリーグ戦で13勝13分2敗を記録し、勝ち点「52」の4位につけるユヴェントス。今季よりチアゴ・モッタ監督が指揮を執る同クラブは、チャンピオンズリーグ(CL)を決勝トーナメント・プレーオフで敗退。コッパ・イタリアもPK戦の末に準々決勝で姿を消しており、2024-25シーズンの無冠が濃厚となった。この結果を受け、一部現地メディアは今季終了後にチアゴ・モッタ監督が退任となる可能性を報道。リーグトップ4を逃した場合は上層部が解任を決断すると噂されており、就任1年目ながら指揮官への風当たりが強くなり始めている。

 そんななか『フットボール・イタリア』は、ユヴェントスがピオリ監督の招へいを検討中と指摘。ミランを率いて2021-22シーズンにセリエAを制した同監督をチアゴ・モッタ監督の後任候補として紹介している。また、スクデットを獲得した実績の他に、「セリエAの“ビッグクラブ”での経験が豊富であること」をピオリ監督の強みと説明しつつ、スター選手の能力を最大限に引き出す手腕を高く評価。現在指揮を執るアル・ナスルではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと共闘中であることから、「トップクラスの選手をマネジメントできる能力を改めて証明している」と主張した。

 一方、ピオリ監督以外にもナポリを率いるアントニオ・コンテ監督、アタランタを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督、元ラツィオ指揮官のイゴール・トゥドール監督、元バルセロナ指揮官のシャビ・エルナンデス監督、昨年10月にサウジアラビア代表指揮官を退任したロベルト・マンチーニ監督を後任候補と報じている。

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