バイエルンが“功労者”キミッヒの退団をも辞さない理由とは? 独紙「どんな犠牲を払ってでも…」

 バイエルンがドイツ代表MFジョシュア・キミッヒへの契約延長オファーを取り下げた件について、バイエルン側には“ある狙い”があるのかもしれない。27日(現地時間)、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在30歳のキミッヒは、2015-16シーズンからバイエルンでプレー。これまで公式戦426試合に出場して43ゴール114アシストをマークしている。バイエルンではUEFAチャンピオンズリーグ制覇や8回のブンデスリーガ優勝に貢献。クラブ史に名を残すような活躍を披露し続けている。

 キミッヒとの現行契約が今年6月30日で満了となるため、バイエルン側は契約延長に向けて動いていた。しかし、キミッヒが決断を躊躇している間にクラブ上層部が業を煮やし、オファーを撤回。『ビルト』によれば、オファーが撤回された後もバイエルンとキミッヒは依然として交渉を続けているものの、去就は不透明なものになっている。

 さらに同紙によれば、バイエルン側は来夏の移籍市場でドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツを獲得するべく「どんな犠牲を払ってでもコストを削減しなければならない」と考えている模様。ヴィルツ獲得には1億2,000万ユーロ(約186億8,000万円)もの巨額な費用がかかる可能性があり、資金捻出のために“功労者”キミッヒの退団をも辞さない構えだという。

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