バイエルン、キミッヒへの契約延長オファーを取り下げか…選手側の“決断躊躇”に業を煮やす?

 ブンデスリーガのバイエルンが、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒへの契約延長オファーを取り下げたようだ。27日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在29歳のキミッヒはシュトゥットガルトの下部組織出身で、2013年にライプツィヒとプロ契約を締結した。2015年にはバイエルンへと完全移籍で加入し、1年目から公式戦36試合出場2アシストをマーク。以降はクラブの主力選手に成長すると、ここまで公式戦通算426試合出場43ゴール106アシストを記録しながら、バイエルンのチャンピオンズリーグ優勝や8度のブンデスリーガ制覇に貢献してきた。

 今季より指揮を採るヴァンサン・コンパニ監督の下では、本職であるボランチとして出場を重ねているキミッヒ。バイエルンとの現行契約が2025年6月末で満了を迎える同選手に対しては、マンチェスター・シティやバルセロナなどからの関心が噂されており、残留を希望するバイエルンも契約延長オファーを提示したと報じられていた。

 しかし同紙によると、バイエルンがキミッヒへの契約延長オファーを取り下げた模様。提示された新契約は現在の年俸2000万ユーロ(約31億円)よりもわずかに良い条件だったものの、同選手が決断を躊躇し続けたため、クラブ上層部が長引く交渉に業を煮やしてオファーを撤回したという。

 一方、オファーが撤回された後もバイエルンとキミッヒは依然として交渉を続けている様子。選手側が以前の契約条件と同等の新契約を引き出せるか不透明であるが、現時点で残留の可能性が完全に消滅したわけではないようだ。

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