会場は「静かですね~」 原英莉花はエプソン開幕2日前にプロアマ出場、クラブはキャロウェイ一色に

<セントラル・フロリダ選手権 事前情報◇26日◇ウィンターヘイブンCC(米フロリダ州)◇6572ヤード・パー72>

原英莉花が勝負の2025年シーズンをスタートさせる。その舞台は米国女子下部のエプソン・ツアー。来季のLPGA昇格を目指し、新天地での戦いがいよいよ開始だ。
今月15日に26歳の誕生日を迎えたが、そのときにはすでに米国にいた。サンディエゴで合宿を張り、23日(日)にフロリダ入り。火曜日にはアウト9ホールを回り、開幕2日前の水曜日にはプロアマに参加。午後1時に10番ホールから、18ホールをプレーした。

過酷ともいわれるエプソン・ツアー。国内女子ツアーや米国女子ツアーのような華々しい看板やスタンドはなく、ドリンクのどぶづけは3ホールにひとつある程度。ローピングはもちろんない。クラブハウスもなんだかこじんまりとしている。「静かですね~」というのが会場の雰囲気だ。

今季の国内ツアーの単年シード権を放棄しており、エプソン・ツアーが主戦場になる。全14州で20試合が行われ、ポイントランキング15位以内に入ればツアーカードを獲得。そこが目標のひとつになるのは間違いがない。

22年からクラブ契約フリーだが、バッグを覗けば、このオフにもクラブをテスト、調整していたことが垣間見える。特筆すべきは“キャロウェイ一色”になっていること。ドライバーは最新モデル『エリート◆◆◆』、アイアンは『X プロトタイプ』、ウェッジは『オーパス』を投入。少し味気ないコースにピンクのスタンドバックが映えていることもポイントだが、このクラブ選択の意図について、本人から語られることも楽しみにしたい。

米2次予選でもタッグを組んだ福井貴子さんをキャディに迎え、転戦を開始する。3日間大会で、初日は全体1組目の現地時間午前7時15分にティオフする。(文・笠井あかり)

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