ミランに期限付き移籍中のJ・フェリックス、完全移籍への移行を否定せず「今は6カ月間だけど…」

 チェルシーからミランに期限付き移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、完全移籍移行の可能性について言及した。17日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が『ミランTV』でのコメントを引用して伝えている。

 現在25歳のJ・フェリックスは、ベンフィカの下部組織で2018年8月にトップチームデビューを飾った。そのまま母国ポルトガルで頭角を現すと、2019年7月には1億2600万ユーロ(当時のレートで約153億円)の移籍金でアトレティコ・マドリードに加入。7年間の契約を締結しながら背番号「7」を託された。しかし、度重なる負傷の影響もあり本来のパフォーマンスを発揮できず、2023年1月にチェルシーへのレンタル移籍を決断。その後はバルセロナでのプレーを挟み、昨年8月にチェルシーへと完全移籍した。

 チェルシー所属で迎えた今シーズンは、半年間で公式戦20試合出場7ゴール2アシストを挙げていたJ・フェリックス。だが、リーグ戦のスタメンはわずか3試合のみと出場機会が限られていたため、今冬の移籍市場ではミランへの期限付き移籍を選択した。すると、イタリアの地ではデビュー戦となったコッパ・イタリア準々決勝ローマ戦でいきなり得点。以降も公式戦3試合連続で先発しており、早くも攻撃陣の中心選手として指揮官の信頼を勝ち取っている。

 そんななか『ミランTV』に登場したJ・フェリックスは、「僕の代理人も含めて、ここに来るために大きな努力をしてくれた」と関係者に対して感謝を述べつつ、「チームやクラブを助け、ファンを楽しませたい」と今後に向けた決意をコメント。続けて「今は6カ月間だけどサッカーでは何が起こるかわからない。幸せでいられることを願っているよ」と完全移籍移行への可能性についても言及した。

 また、新天地での“デビュー弾”については「素晴らしい感覚だった」と説明。「試合前からそんな予感があったし、チームメイトの助けを借りて成し遂げることができた。今大事なのは、この調子を維持することだ」とさらなる活躍を誓っている。

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