ナポリ、終盤被弾で3戦連続ドロー…首位陥落の危機もコンテ監督は選手を擁護「どれだけ努力してきたか」

 ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督が、セリエA第25節ラツィオ戦を振り返った。15日にイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 序盤に先制を許したナポリは、ジャコモ・ラスパドーリのゴールで前半のうちに追いつくと、後半に入って相手のオウンゴールで逆転に成功する。しかし、終盤の87分に試合を振り出しに戻され、2-2で引き分けた。

 リーグ戦で首位につけるナポリだが、直近は3試合連続でドローとなった。2位インテルが16日のユヴェントス戦で勝利すると、ナポリは首位の座から陥落する。

 それでもコンテ監督は、「ここ3試合のドローのうち、2つはローマやラツィオという素晴らしいチームとのアウェイゲームだったことを忘れてはならない。それは自分たちにとってポジティブな結果だと受け止めるべきだ」と選手たちを擁護。「確かに『オリンピコ』で勝ち点を4つ落とし、どちらも終盤に失点して、口の中に苦さの残る結末となった」としつつも、「私たちのスタート地点(昨季10位)を決して忘れてはならない。感情に流されることなく、ベストを尽くさなければならない」と、シーズン当初の目標よりも高いレベルでプレーできていると強調した。

「自分たちがこの順位のためにどれだけ努力してきたかは分かっている。変わらずリードを保てているかどうかは、明日見てみよう。私たちのやっていることがどれだけ並外れているのかを見てほしい。私はそれを繰り返したい」

「パフォーマンスに不満を示すことはできない。私たちの競争相手はわかっているからね。私たちは、どんな状況や挫折に直面しても、諦めないことを示した。選手たちのスピリットは、常に障害を乗り越えていくことだ。サッカーを知っている人なら、これほど頻繁に変化することがどれほど難しいか知っている。つまり、素晴らしい仕事と全員の意欲があることを意味している」

 ナポリは次節、23日にコモと対戦。3月2日にはインテルとの直接対決を控えている。

【ハイライト】ラスパドーリが見事な同点弾もドロー決着 ラツィオ 2-2 ナポリ

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