マンUとナポリのガルナチョを巡る交渉は続く…チェルシーは静観の姿勢?

 マンチェスター・ユナイテッドは、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョの去就を巡ってナポリと引き続き交渉中のようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在20歳のガルナチョは、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身。2022年に17歳という若さでトップチームデビューを果たした。2022-23シーズンからコンスタントに出場機会を掴むと、ここまで公式戦通算120試合に出場し、23ゴールを挙げている。

 クラブとしても下部組織出身の逸材を手放したくない考えだが、報道によればマンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れもあり、多額のオファーが届けば放出も致し方ない姿勢を示しているとのこと。そんなガルナチョには、ナポリやチェルシーが関心を寄せていると度々報じられている。

 『スカイスポーツ』によれば、特に今冬ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアがパリ・サンジェルマンに移籍したナポリが熱心であるとのこと。同メディアは、当初はマンチェスター・ユナイテッドの要求額とナポリの提示額に開きがあり、こう着状態と見られていたものの、今週から交渉は再開される予定で、ナポリが5000万ポンド(約96億円)を提示すれば交渉は成立する可能性があると指摘している。一方、チェルシーは現段階では積極的な動きは見せていないという。

 また、ナポリ側がガルナチョ獲得に急ぐもう一つ理由として、ドルトムントのドイツ代表FWカリム・アデイェミも候補の一人として据えていたものの、アデイェミが今季終了後の移籍を強く望んでいるため、今冬での獲得が難しくなったことが挙げられている。

 『スカイスポーツ』によると、ガルナチョ本人も今冬での移籍は考えていなかったものの、ここにきて気持ちが揺らいでいるとのこと。退団希望をしたとも報じられている中、ガルナチョは新天地に活躍の場を移すことになるのだろうか。

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