PGAプレーヤー諮問委員会のメンバーが発表 JTはTV放送への協力呼びかけ「ファンとのつながりをさらに強く」

PGAツアーが2025年のプレーヤー諮問委員会、通称PAC(Player Advisory Council)の16人を発表した。
メンバーはサム・バーンズ、エリック・コール、トレバー・コーン、リッキー・ファウラー、ブライアン・ハーマン、チャーリー・ホフマン、マックス・ホーマ、ケビン・キズナー、マーベリック・マックニーリー、キース・ミッチェル、シーマス・パワー、スコッティ・シェフラー、ブランド・スネデカー、ジャスティン・トーマス、ゲーリー・ウッドランド(いずれも米国)。会長は後に発表され、メンバーは選手理事会でジェイ・モナハン会長とPGAツアーの問題等について直接話し合う。

昨年も同委員会のメンバーだったJTことトーマスは、アダム・シェンク(米国)、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)とともにメンバーに長文のメールを送信した。「ここ数年で築いたファンとのつながりをさらに強くするためにどうすればいいか」という提言をした。

「選手はもっとアクセスと洞察を提供するべきだ」と、ラウンド前やラウンド中にもマイクをつけて、テレビ放送でもっとクラブやスイングに関する情報を伝えるべきとした。JTによると18~34歳のファンはコース上での情報に最も興味を示しているという。

JTは自身もラウンド中のインタビューにはなかなか踏み切れなかったことを吐露。だが、昨年12月の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」や今季開幕戦「ザ・セントリー」ではマイクをつけてラウンド中のインタビューに応じた。

「新しいことへの挑戦は、これまでずっとNOだった。でもファンがどれだけ望んでいるかを理解している。キャディとの会話、どういう心境で我々が戦っているか、ショットへのリアクション。最も高いレベルで戦う我々の浮き沈みが理解できる」と伝えた。

さらにJTは「最終的に我々はこのツアーのオーナーでもある。より大きく良いツアーにすることは我々に利益をもたらすだけでなく、我々のファンにとって大きな恩恵となる」と結んだ。(文・武川玲子=米国在住)

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