鹿島の今季ユニフォームは袖のデザインに個体差あり 廃棄物削減の取り組み「注目して見ていただきたい」

 鹿島アントラーズは2025シーズンの新体制発表会を1月12日に実施。ユニフォームサプライヤーを務めるNIKE(ナイキ)担当者がプレゼンテーションを行った。

 今季の1stユニフォーム(ホーム)は、過去に鹿島がJ1で優勝した8シーズン(1996、1998、2000-2001、2007、2008-2009、2016)に着用していた6つのユニフォームを融合させたダイナミックかつアグレッシブなデザインが採用されている。

 ナイキ担当者は、「2008年、2009年のボーダーのユニフォームが好きな方がいらっしゃると思うのですが、それを超えるデザインを作りたいという(自分の)ミッションがありました」と個人的な思いを明かし、「過去を振り返ることは、良くない面もあれば、それをベースに新しい何かを融合させていける面もあるかと思います。(今回は)進化させようと意味合いで、あらためてジーコさんの明言、格言、ジーコスピリットを復習し直しました。『アントラーズのユニフォームに袖を通すことの誇りを感じろ』、『一つのチャレンジ(プレー)が世界を変えることもある』、『何かを始めようとする時に最も大切なのは、チャレンジする気持ちだ』。(特に響いた)この3つの言葉を自分に置き換えたときに(中略)、J1でタイトルを獲った8シーズン、6つのユニフォームのデザインを上手く融合させて、新しいものを生み出せるのではないかという(発想から)1stユニフォームが生まれました」と、デザイン決定に至るまでのプロセスについて説明した。

 また、ナイキはユニフォーム制作のあらゆる段階で廃棄物の削減に重点を置いていることを強調。二酸化炭素と廃棄物排出ゼロを目指す包括的な取り組み『MOVE TO ZERO』に基づき、2025シーズンも地球環境に配慮した100パーセントリサイクルポリエステルをユニフォームに活用していることを説明した。

 上記の取り組みの一貫として、1stユニフォームの袖のデザインには、『個体差』があるという。担当者は「廃材を減らすという意味合いを込めて、使える生地をしっかりと使っていきたい(という思いがあるので)、一つひとつというか、いくつか個体差があります。これは両袖に関して同じことが言えますので、今シーズンのユニフォームを購入される際には、注目して見ていただきたいポイントです」とアピールし、「皆さん好き嫌いはあるかと思いますが(笑)今シーズンはかなり攻めたデザインになっていますので、そういった意味合いも含めて、皆さんぜひとも袖を通して、一緒に戦ってもらえたらと思います」と呼びかけた。

 なお、ユニフォームによってデザインに違いがあるのは袖の部分のみ。前身頃と後見頃(前面と背面)に関しては、基本的に同じデザインとなるようだ。

【画像・動画】鹿島アントラーズの袖ユニフォーム部分の違い・プロモーション映像

▼鹿島アントラーズ公式オンラインストア(ユニフォーム特設ページ):https://antlers.shop/pages/2025_kashima_antlers_uniform

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