鹿島、FWチャヴリッチの完全移籍加入を発表…MFターレスは期限付き移籍期間が延長

 鹿島アントラーズは3日、スロバキア代表FWアレクサンダル・チャヴリッチの完全移籍加入と、ブラジル人MFターレス・ブレーネルの期限付き移籍期間の延長を発表した。

 現在30歳のチャヴリッチはセルビアやベルギー、デンマーク、スロバキアなどでのプレーを経て、昨年1月にSKスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)から期限付き移籍で鹿島に加入した。

 2024シーズンは明治安田J1リーグで25試合出場7得点、JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会で2試合出場2得点を記録し、期限付きから完全移籍となったことが明らかになった。

 また、現在26歳のターレスはフルミネンセの下部組織に在籍した経歴を持ち、ブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、2021年2月にオリンピク・ドネツィク(ウクライナ)に加入し、初の海外移籍を果たした。同年7月にFCルフ・リヴィウへ移籍すると、2022年4月から2カ月間はクオピオン・パロセウラ(フィンランド)への期限付き移籍も経験し、昨年8月にFCルフ・リヴィウからの期限付き移籍で鹿島に加入した。

 鹿島ではJ1リーグで8試合に出場したほか、天皇杯でも1試合に出場。期限付き移籍期間を延長し、2025シーズンも引き続き鹿島でプレーを続けることが決定した。

 来シーズンも鹿島でプレーをすることになった両選手は同クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

■アレクサンダル・チャヴリッチ
「まずはじめに、この移籍がついに実現したことを非常にうれしく思います。昨年は1年間の期限付き移籍で過ごしましたが、もちろん私の希望は鹿島アントラーズでプレーし続けることでした。日本のすべてが大好きです。人々、ファン、クラブ、リーグ、そしてここでの生活全体が。アントラーズの一員でいられることを本当に嬉しく思います。2024年は自分の目標を達成することができず、怪我のためにチームが最も重要な時期に力になることができませんでした。再びチームの力になるチャンスを得られたことを、とても嬉しく感じています。2025年がアントラーズに関わるすべての人々にとって最高の年になると、信じています。ともに目標を達成するため、全力を尽くすことを約束します」

■ターレス・ブレーネル
「皆さんとまた一緒に戦えることを、とても嬉しく思います。鹿島アントラーズの力になれるようすべてを捧げますので、タイトル獲得という目標に向かってともに戦いましょう。応援のほど、よろしくお願いします!」

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