竹田麗央が史上2人目となる快挙 「99点」のメジャー初制覇【2024年“この1シーン”】

白熱のシーズンが終わった国内女子ツアー。その今季全37試合を振り返り、大会ごとに印象に残った“1シーン”を紹介する。
■ソニー 日本女子プロゴルフ選手権(9月5~8日、沖縄・かねひで喜瀬カントリークラブ、優勝:竹田麗央)

スタート直後の4番で6メートルのフックラインを決めてバーディを奪い、プレッシャーを一気に軽減。だが、前の組でプレーする山下美夢有がジリジリと追い上げ、1打差まで詰め寄られる展開に。それでも竹田麗央は冷静だった。

「スコアボードで状況は確認していましたが、20アンダーを目指すことだけ考えていました」と、自分のペースを崩さずプレー。最終18番でボギーを叩けばプレーオフという状況でも冷静さを失わず、見事に勝利を収めた。

今年4月に「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝を飾り、わずか5カ月で6勝目を達成。ツアー初優勝を挙げたシーズンに6勝するのは、1989年に小林浩美(現JLPGA会長)が達成して以来、ツアー史上2人目の快挙となる。「小林会長に並べたのは光栄です」と語りながらも、次々と試合をこなしてきたことが結果につながったと振り返る。

今回の優勝で得たものは、トロフィーや賞金3600万円だけではない。3年間のシード権を手に入れ、米国ツアー進出への道も開けた。「すぐに挑戦する予定はないけど、いつかは行きたい」と未来への意欲を語る。竹田はこの3週間後、「日本女子オープン」を制して米ツアー挑戦を表明。11月の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」の優勝により、来季から米国を主戦場に移すことになる。

最終日の自己評価は「99点」。最後の18番ホールでバーディを逃したことを理由にしたものの、成果は“満点”と言っても過言ではないメジャー初制覇だった。間違いなくツアーの中心的存在へと成長。“竹田時代”の到来を予感させる圧巻のパフォーマンスだった。

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