WG補強検討中のミラン、南野拓実の同僚アクリウシェにも関心か…移籍金は約49億円?

 ミランがモナコ所属のU-23フランス代表MFマグネス・アクリウシェに関心を寄せているようだ。24日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 2002年2月25日生まれで現在22歳のアクリウシェは、フランスの“レジェンド”ジネディーヌ・ジダン氏と同じくアルジェリアにルーツがあるプレーヤー。2017年夏にモナコの下部組織に加入し、約4年後に19歳でトップチームデビューを飾った。2022-23シーズンから徐々に出番を増やし、ここまで公式戦通算74試合で13ゴール10アシストをマーク。A代表への招集経験はないものの、U-23フランス代表として2試合に出場している。

 そんなアクリウシェにセリエA移籍の可能性が浮上しているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたところによると、ミランが今冬の移籍市場でのウイング(WG)の補強を検討しており、獲得候補の一人としてモナコで右WGを主戦場とするアクリウシェの動向を注視しているとのこと。同選手の現行契約は2028年6月末までとなっており、モナコは移籍金として少なくとも3000万ユーロ(約49億円)を要求する可能性が高いと報じられている。

 ミランはアクリウシェと並行し、シュトゥットガルト所属のドイツ代表FWジェイミー・レヴェリングにも関心を寄せているようだ。しかし、1月にWGを補強するためには既存戦力の売却が必須になると『ガゼッタ・デロ・スポルト』は指摘。その場合、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼとスイス代表FWノア・オカフォーが放出候補になるという。

 今シーズンもここまで公式戦21試合に出場し4ゴール5アシストをマークするなど、日本代表FW南野拓実らとともにチームを牽引しているアクリウシェ。果たしてミランへ活躍の場を移すことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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