「より過酷な環境に挑戦したかった」藤川玲奈が欧州女子ツアーの予選会に出場【マイナビネクストヒロインツアー】

マイナビネクストヒロイン(以下、マイネク)に出場している藤川玲奈が、新たな挑戦として欧州女子ツアーの来季出場権をかけた予選会(Qスクール)に挑む。10~12日に4コースで行われるプレ予選会で上位に入れば、16~20日に行われる最終予選に進出。欧州ツアーの出場資格を得ることができる。
予選会には世界43カ国から248人がエントリー。そのひとりである藤川は、プレ予選会をモロッコのノリアGCでプレーすることになった。3日間54ホールの戦いで上位24位タイまでに入れば、モロッコで行われる5日間90ホールの最終予選にコマを進める。

21歳の藤川は日本女子プロゴルフ協会のプロテスト合格を目指し、マイネクで腕を腕を磨いてきた。4度目の挑戦となった今年のプロテストは1次を10位で突破したが、2次予選は35位タイで、わずか1打及ばずに敗退した。

「今年のシーズンが始まる前にコーチと話し合い、プロテストに落ちたら海外ツアーのQTを受けることを決めていました。韓国ツアーやオーストラリアツアーなど選択肢はいろいろありましたが、欧州ツアーを選びました。せっかく受けるなら、より過酷な環境に挑戦したかった」

最終予選会までコマを進めれば、欧州女子ツアーまたはその下部ツアーの出場資格を得られる。また、順位次第ではオーストラリアツアーの出場資格が得られる、と藤川は説明する。

今年は第8戦「リオン・ドール コーポレーション/ゴルフパートナーチャレンジカップ by ゼビオグループ」で久世夏乃香との5ホールに渡るプレーオフに惜敗するなど2位が2回。13試合に出場してトップ10入り5回と好成績を残した。

「(マイネクで)優勝したかったけれどできなかった。少し寂しいけれど、来年はヨーロッパで戦えるように頑張りたい」。欧州転戦には不安もあるのが正直なところだが、まずは、自らの力で新たな扉を開きたい。

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