馬場咲希は2つ伸ばして順延 来季出場権獲得圏内で残り10ホールへ

<LPGA Qシリーズ(最終予選) 5日目◇9日◇マグノリア・グローブGC(米アラバマ州)◇クロッシングズC=6664ヤード・パー72>

米国女子ツアーの来季出場権を獲得できるのは25位タイまで。そのボーダーライン上で最終ラウンドに臨んだ馬場咲希は、8ホールを終えて2バーディを奪った。トータル6アンダーは暫定21位タイ。圏内をキープしながらも、プレーは翌10日に持ち越された。
小雨が降ったり止んだりする中、午前7時11分にティオフ。1番では2打目がグリーン奥にこぼれたが、アプローチ後の4メートルを沈めてパーをセーブした。続く2番パー3では、5メートルのバーディパットをしっかり決めてスコアを伸ばした。

その後もチャンスを作りながらバーディパットを惜しくも外す場面が続いたが、8番パー3では5メートルのスライスラインを流し込んで2つ目のバーディを奪った。9番でドライバーショットをフェアウェイに運んだところで中断のホーンが鳴り、プレーはストップ。クラブハウスで待機していたが、午後1時に順延が決まり、コースを後にした。

同じクロッシングズコースを回った前日には、「チャンスにつく回数が全然なかった。ロングパットを打ってパーというのが続いていた」と話していたが、この日はバーディパットを打ち続けることができていた。

ただ、周囲もスコアを伸ばしているため、ボーダーライン上の状況は変わらず。最終10ホールを残し、プロ2年目の主戦場を決める大一番を翌日に迎える。「強い気持ちを持ってラウンドできたら」。長い夜を耐えて再スタートの準備を進める。(文・笠井あかり)

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