爪切りが苦手になった人は目が老えている⁉ ピントを合いやすくする“まぶたマッサージ”で『見える』をキープ

暗いと文字が見えにくい、爪切りのような細かい作業が苦手になってきた、視界がかすむ……そんな症状を「目が疲れているせいで、ちょっと見えにくいだけかも」と放置しておくと、症状が悪化する可能性がある。
こうした見えにくさの原因は目の老化にある。日常生活で違和感があるなら、ゴルフではプレーにも影響を及ぼすだろう。ボールを見失ったり、距離感が合わなくなったりと、目の老化のせいでスコアを落とさないためにも、日常的に『見える』をキープするケアが必要だ。

『見える』をキープするには、目の乾燥を防いだり、目の筋肉をほぐしたりすることが有効。ちょっとした空き時間でもできる簡単なケア方法を紹介するので、試してみてほしい。

■涙の質を高める「まぶたマッサージ」
目のピントが合いにくくなる原因の一つがドライアイ。まばたきを10秒ガマンできない人は、相当目が渇いている。ドライアイを防ぐには、涙の油分を増やすこと。油分腺を刺激するマッサージを1日1回やってみよう。眼球を刺激せず、やさしく触れるよう気を付けて行うこと。

【やり方】
1.目を閉じて、人さし指の腹を目の外側のきわに当てる。そのまま上から下に10回、続いて下から上に10回、やさしくなでる。

2.目を閉じ、上まぶたを目頭から目尻に向かって10回、続いて下まぶたを目頭から目尻に向かって10回、やさしくなでる。

3.目を閉じ、人さし指と親指で上まぶたをそっとつまみ上げる。10回行ったら、下まぶたも同様に、10回そっとつまみ上げる。

■老眼の進行を食い止める「毛様体筋ストレッチ」
ピントを合わせるのに働いている毛様体筋。スマホやパソコンをじっと見ていると、この筋肉が緊張して硬くなりやすい。近くと遠くを交互に見ることで、毛様体筋がほぐれやすくなる。

【やり方】
顔の30センチ前で親指を立て、そこにピントを合わせる。そのままの姿勢で、視線だけを2メートルほど先の目印に移動させる。遠近交互に5回行おう。

解説/平松 類
ひらまつ・るい/二本松眼科病院副院長。眼科専門医・医学博士。昭和大学医学部卒業。日々忙しく診療にあたりながら、目の不調や病気の知識を分かりやすく伝えるため、テレビや雑誌への出演、講演を精力的に行っている。『1日3分まちがいさがしで目がよくなる! ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)など著書多数。近頃は多忙でラウンドできていないが、大学時代はゴルフ部に所属。

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