豪雨災害で約1カ月ぶり公式戦のバレンシアが奮起! ウーゴ・ドゥロ2発など今季最多4得点でベティスを下す

 ラ・リーガ第14節が23日に行われ、バレンシアとベティスが対戦した。

 先月29日から30日にかけて、スペイン東部バレンシア州は記録的な豪雨に見舞われ、大規模な洪水が発生。一部エリアでは1年分を超える降水量となり、現在200人以上の死者が確認されている。コパ・デル・レイ(国王杯)1回戦、第12節のレアル・マドリード戦は延期が決定し、10月28日に行われた第11節のヘタフェ戦以来、バレンシアにとっては約1カ月ぶりの公式戦となった。

 試合前に黙祷が捧げられた中、今季ここまで1勝で最下位と苦しむホームのバレンシアが奮起する。開始8分にCKの流れからセサル・タレガが先制点を決めると、一時はオウンゴールで追いつかれるも、50分、53分と立て続けにエースのウーゴ・ドゥロがゴールネットを揺らす。さらに56分にはディエゴ・ロペスも続き、バレンシアが4得点を決めて勝利を収めた。

 次節、バレンシアはマジョルカ、ベティスはレアル・マドリードとそれぞれアウェイで対戦する。

【スコア】
バレンシア 4-2 ベティス

【得点者】
1-0 8分 セサル・タレガ(バレンシア)
1-1 14分 オウンゴール(ベティス)
2-1 50分 ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)
3-1 53分 ウーゴ・ドゥロ(バレンシア)
4-1 56分 ディエゴ・ロペス(バレンシア)
4-2 66分 チミー・アビラ(ベティス)

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