今季14戦12発のマーモウシュにバイエルン、リヴァプールが関心か…移籍金は約83〜99億円?

 フランクフルトに所属するエジプト代表FWオマル・マーモウシュに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。4日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のマーモウシュは2017年夏に母国のワーディー・デグラからヴォルフスブルクの下部組織へ加入し、ザンクトパウリやシュトゥットガルトへのレンタル移籍を経て、2023年夏にフランクフルトへ加入した。主戦場とするセンターフォワード(CF)の他に左右のウイング(WG)としても起用され、ここまで公式戦通算55試合の出場で29ゴール15アシストをマークしている。

 在籍2年目の今シーズンはブンデスリーガでここまで10ゴールをマークし、バイエルン所属のイングランド代表FWハリー・ケインに次ぐ得点ランキング2位につけている。フランクフルトの選手が開幕後の9試合で10ゴール挙げたのは史上初の快挙。また、ヨーロッパリーグ(EL)で3試合出場1ゴール1アシスト、DFBポカールで2試合出場1ゴール2アシストと、驚異的なペースで得点を量産している。

 今回の報道によると、バイエルンがマーモウシュに具体的な関心を寄せており、すでに非公式での話し合いを開始しているとのこと。ヴァンサン・コンパニ監督やスポーツ部門の責任者を務めるマックス・エバール氏は、先月の対戦時に2ゴールをマークした25歳のストライカーを高く評価しており、来夏の移籍市場での獲得を検討しているという。また、エジプト代表FWモハメド・サラーの現行契約が来夏で満了となるリヴァプールも動向を注視しているようだ。

 なお、マーモウシュの現行契約は2027年6月末まで。フランクフルトは同選手の売却に踏み切る場合、少なくとも5000万ユーロ(約83億円)から6000万ユーロ(約99億円)程度を要求するものと見られている。

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