清水大成が目指すは米ツアーへの“足がかり” トップ10入りで次戦出場叶う戦いで「どんどん上にいきたい」

<ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇23日◇アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70>

前戦の「日本オープン」では体調不良もあって予選落ちを喫し、今大会に向けては体調を戻すことに専念していた清水大成。9月に開催された「パナソニックオープン」では2位と今季最高位の成績でフィニッシュ。ゴルフの調子は「悪くないと思う」と万全の態勢で迎えられるよう、この日もドライビングレンジで調整を重ねた。
会場のアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブは長いホールが多く、チャンスメイクをするにはティショットの精度が求められる。国内男子ツアーのドライビングディスタンス6位(302.70ヤード)につける清水は、これらのホールで「パーオンできる位置」に置くことが今週のカギだと話す。

今大会には推薦での出場が決定。かねてから米ツアーを見据える清水にとっては大きなチャンスだ。10月2日時点の国内賞金ランキング上位5人が出場できる米予選会の2次(セカンドQT)を目指すも同10位で及ばず。それならと思ったファーストQTからの挑戦はスケジュール上断念。DPワールド(欧州)ツアー予選会への資格は8月時点で有していたが、エントリー期限に間に合わず歯がゆい思いをしていた。

そんな時に叶った今大会への出場。念願の“ZOZO”出場に胸を躍らせる。大会優勝者へは2年間のPGAツアー出場権の他、1月開催の「ザ・セントリー」に続き、「ザ・プレーヤーズ選手権」、「マスターズ」にも招待される。また、優勝が叶わなくとも、トップ10に入れば2週後に行われる翌戦の「ワールドワイド・テクノロジー選手権」の出場権が与えられる。

「トップ10に入って次戦につなげたい。行けるならどんどん上にいきたい」。昨年大会では石川遼と平田憲聖がトップ10に入り、急きょメキシコに飛んだ例もある。かねてから熱望する米ツアー参戦へ、清水の挑戦が習志野から始まる。(文・小池文子)

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