大山志保が「伊藤園レディス」で2年5カ月ぶりにツアー復帰へ 特別保障制度を適用

ツアー通算18勝の大山志保が、11月に行われる「伊藤園レディス」(8~10日、千葉・グレートアイランドC)でツアーに復帰する。同大会へのエントリーを済ませていることを、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が明かした。
大山はシード選手として出場していた2022年シーズン6月の「アース・モンダミンカップ」を最後に欠場が続いていた。両足痛など故障が重なったことで試合に出られず、同年11月14日には「トーナメント特別保障制度」を適用することが発表された。適用の理由については、選手のプライバシー保護に配慮して公開されていない。23年5月にはこの特別保障制度の延長を発表。大山からの申請があり、それが承認されていた。

この適用期間は24年シーズン限りだったが、期限内の復帰がかなった。大山は伊藤園レディスと、その翌週の「大王製紙エリエールレディス」(11月14~17日、愛媛・エリエールゴルフクラブ松山)にも出場する。ここからは特別保障制度を基にしシード復帰を目指していく。

JLPGA関係者によると、大山が来季シード選手として戦うためには、22年シーズンのシード獲得圏内、すなわちメルセデス・ランキング50位だった小倉彩愛の458.32ptを上回ることが条件になる。ただし、大山が得ていたメルセデス・ランキングのポイントは引き継がれないため、事実上、シード復帰のためには優勝が必要となる。

※JLPGAから規定の訂正があったため、一部修正を行いました

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