V争い明けで疲労困憊「いつ崩れてもおかしくない」 首位発進・桑木志帆を奮い立たせる“原動力”

<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日◇17日◇マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6506ヤード・パー72>

今季3勝目を狙う桑木志帆が7アンダーをマークし、イ・ミニョン(韓国)と並ぶ首位で滑り出した。
17番でボギーを叩き、1打差の2位で迎えた最終18番。残り140ヤードの2打目で7番アイアンを選択すると、「距離的には余るけど、右からアゲンストだったので」と風も計算し放ったショットを4メートルのチャンスにつけた。続くバーディパットをねじ込み、今季4度目の首位発進だ。

先週の「富士通レディース」で3位になるなど、直近3試合連続でトップ10入り。だが「先週はすごくよかったけど、今週は疲れもあって体も動きづらい。ショットもだましだましやっているだけなので、いつ崩れてもおかしくない。その分、伸ばせるときにしっかり伸ばそうという気持ちでやりました」と状態について明かす。

先週の優勝争いや、月曜日からの練習ラウンドがその疲労の原因。「(富士通は)ひさしぶりに悔しかった。それもあって休む気になれなかった。調子的にはプレーオフに行ってもおかしくないくらいだったけど、18番のボギーは悔しかった」。結果的に最後がバーディなら山下美夢有、古江彩佳が争ったプレーオフに加わることができたホールでのできごとが、今週の原動力になっている。

優勝した「資生堂レディス」、「ニトリレディス」はいずれも初日を首位で終えてつかみとったもの。「(優勝)したいとは思うけど、そこまで意識はせず今できることをやっていきたい。ついてくる結果が優勝だったらうれしいですね」。激闘後の疲れもケアしながら、ビッグトーナメントを勝ち抜きたい。

■首位で並ぶイ・ミニョン
「この試合はあまり得意ではないけど。やることだけしっかりやっていきたい。成績ではなく、いいゴルフがしたい。優勝できる選手、可能性ある選手みたいにはできなかったから、それは反省しています」

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