第1回大会と比べると驚異の“300倍”! 「日本女子オープン」の賞金…気になるその変遷は?

<日本女子オープン 事前情報◇25日◇大利根カントリークラブ 西コース(茨城県) ◇6845ヤード・パー72>

プロアマ問わず女子ゴルファーのNo.1を決める大会は、もともと1968年に「TBS女子オープン」としてスタート。71年からは主催を日本ゴルフ協会(JGA)に移管し、大会名も現在のものに変更された。
以降、日本のトッププロとトップアマチュアが出場し、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が主催する国内メジャー「ソニー 日本女子プロ選手権」と並ぶビックトーナメントに成長した。

もちろん“日本一”の名誉が選手の闘争心をかきたてるが、そこにかけられている賞金額もメジャーにふさわしい。第1回大会の賞金総額は50万円(優勝者は樋口久子)でスタートしたが、年々、増加。74年に初めて1000万円を突破すると、91年に5000万円、96年に7000万円となった。

世間が“藍ちゃんフィーバー”で沸くなか、2005年にはその宮里藍が初めて大会を制覇。すると翌年の06年に賞金は倍増し、総額が1億4000万円(優勝賞金2800万円)になった。さらに19年には1億5000万円(優勝賞金3000万円)に。スタート時から比べると、実に“300倍”に膨れ上がったことになる。そして今年もその額は据え置きだ。

ちなみにメジャー大会で最も高額の賞金がかけられているのが、日本女子プロ選手権で総額2億円(優勝3600万円)。なお5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は1億2000万円(優勝2400万円)。シーズン最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」も1億2000万円だが、こちらは出場選手が40人のため、優勝者は3000万円を手にする。

今年、日本一の称号とビッグマネーを手にするのはいったい?

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