「賞みたいなのものは意外と取ってこなかった」 西郷真央は首位快走の“新人賞レース”もモチベーション

<クローガー・クイーンシティ選手権 3日目◇21日◇TPCリバーズ・ベンド(米オハイオ州)◇6705ヤード・パー72>

カットラインぎりぎりで週末に進んだ西郷真央が、土曜日に6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「69」と伸ばし、トータル4アンダーの47位タイに浮上した。最終9番では「いいショットだった」という2打目が岩に当たり池に入る不運のダボもあったが、いい形で最終日を迎えられそうだ。
「昨日よりアイアンショットの感覚がよくなったと思うし、それはよかった。まだまだティショットが自分の中であまり気持ちよく振れてなかったんですけど」。フェアウェイキープ率は85.7%(12/14)、パーオン率も88.8%(16/18)とショット面のスタッツは高水準だが、内容についての本人評価は大きく異なる。それぞれが“課題”と“収穫”になっていた。

「最後の一筋で切れたり切れなかったりがずっと続いた。いいストロークはできてるし、ほんのちょっとの差」。パット数が『31』だったグリーン上でも伸ばしあぐねた印象も残るが、決して感触が悪いわけではない。ビッグスコアの予感も漂わせる。

ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)レースでは、現在668ptで首位を快走中。2位につけるイム・ジンヒ(韓国)との差も96ptある。初優勝はもちろんだが、この動向にも注目が集まるが、本人も「争ってる選手はコンスタントに上位に行く選手。全然気が抜けない」とモチベーションにしている。「“賞”みたいなのものを意外と取ってこなかった。そういうのが取れたらいいなとは思います」。今年手にしないと、一生得られない称号のためにも、さらに上積みをしておきたいところ。

「パターが噛み合えば。ティショットもですけど、ビッグスコアが出るコースだと思う。少しでもいい順位であがれるように」。シーズンもまもなく佳境。ルーキーイヤーをいい形で締めくくるためにも、日曜日に手応えを得たい。

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