スタート前の時間は慌ただしく、球を打つ練習はもちろん、ウォーミングアップもしないでスタートを迎える人が少なくないのでは？ 体がまだ眠っている状態ではナイスショットなんて打てませんし、急に激しい動きをするとケガをする恐れもあります。
そんな時間がないときにでもできる簡単な足上げエクササイズとレッグカールエクササイズを紹介します。どれか一つで構いませんので、3分だけやってください。足を動かしておくと、全身の血の巡りが良くなってゴルフのパフォーマンスがアップしますよ！
【足上げエクササイズ・基本編】片足ずつ高く上げる
真っすぐ立ち、片足ずつ高く上げる。腰の位置よりもヒザを高く上げることを心がけよう。足を上げたときも、軸が傾かないように注意すること。着地で音を立てないようにゆっくり足を下ろすのがポイント。太モモの付け根や腰周り、腹筋の下部が刺激され、ケガの防止につながるのはもちろん、姿勢やむくみの改善も期待できる。
【足上げエクササイズ・応用編】足を高く上げてヒザを開く
上げた足のヒザを開いたり、ネジったり、回したりすることで、筋肉の隅々までほぐせる。できるだけヒザを大きく動かして下半身を刺激しよう。基本編より効果が上がる。ただし、足を上げる際に猫背になると、効果が半減する。猫背の姿勢でヒザを上げるのではなく、背筋を伸ばしたままヒザを上げることが重要だ。
【レッグカールエクササイズ】片足を上げながら真横にジャンプ
両足を広げて立ち、片足を上げながら真横にジャンプ。上げる足はヒザを前に出さず、カカトをお尻に近づけることが大切。左右への移動はダイナミックかつ、リズミカルに！ ハムストリングスやお尻の筋肉を刺激できるエクササイズで、有酸素運動で体を温めることができるほか、下半身が安定して再現性の高いスイングをしやすくなる。
解説／保坂玲奈
ほさか・れな 1994年生まれ、大阪府出身。「2018ミス・ユニバース・ジャパン長野大会」のファイナリスト。食育アドバイザーの資格を持つゴルフ大好きパーソナルトレーナーで、女性誌『ViVi』の公認インフルエンサーViVi girlとしても活躍。
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