終盤戦の職場確保へ “一発逆転”でリランキング突破を目指す橋添穂「あと1試合、上位目指して」 

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前情報◇18日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6638ヤード・パー72>

シード選手らを除く選手たちの出場優先順位をメルセデス・ランキングポイントに基づいて並び替えるリランキング制度。今大会終了後に、『第2回リランキング』が実施され、シーズン終盤戦の出場優先順位が確定する。
リランキング上位者は今シーズン残り6試合(日本女子オープン、TOTOジャパンクラシック、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップを除く)に出場が可能。シードを持たない選手にとって今週は重要な一戦となる。

地元・仙台市出身の山路晶は、リランキング順位が現在29位。後半戦6試合に出場するには、リランキング30位前後が目安とされている。山路はそのボーダーライン、ギリギリのなかで戦っている。それでも山路は、「リランキングはそんなに意識はしていないです。やっぱり一番の目標は来季のシード権を獲ることと、初優勝を挙げること。毎試合、毎試合目の前の戦いを頑張ろうという感じです」。リランキングはひとつの通過点としてとらえている。

一方、QTランキング33位でシーズンを始めた橋添穂は、今季26試合に出場して21度の予選落ち。現在のリランキングは56位とまさに“崖っぷち”に立たされている。「本当にあと1試合しかないので、上位を目指して頑張りたい」と今週の戦いに熱が入る。

前週の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」は休養し、練習に専念した。「連戦の疲れなのか、これまでショットの打つタイミングが遅れていたことに気がついた。いままでより、切り返すタイミングを早くすることでいい感触を得られたので、今週に生かすことができれば」と手応えをつかんで臨む。

「リランキングにそんなに追い詰められるっていうよりかは、置かれた場所で頑張ることも大切だと思うので。もし下部ツアーのステップに戻ってしまっても、そこで頑張れたらなと思ってます」。後半戦の職場確保へ。決意をもって、運命の戦いに挑む。(文・神吉孝昌)

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