ユーヴェFWキエーザ代理人、バルサ行きの可能性をもう1日探る? リヴァプールから関心報道も…

 ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザに関する移籍報道が過熱している。

 ユヴェントスとの現行契約が2025年夏で満了を迎えるキエーザは、今夏就任したチアゴ・モッタ新監督のもとで構想外となり、移籍先を模索している。すでにバルセロナからの関心が報じられていた中、26日になってリヴァプールが新たに移籍先として浮上。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、キエーザがリヴァプールとの最初の会談で加入に全面的に同意し、ユヴェントスも移籍金1500万ユーロ(約24億円)程度で売却を望んでいると報じた。

 これを受け、同じくイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、キエーザの代理人を務めるファリ・ラマダニ氏が、バルセロナは本当にキエーザと契約を結ぶことができるのか、もう1日検討すると報道。バルセロナが仮に24時間以内に獲得できるという保証を示さなければ、リヴァプールを含めた別のクラブも検討し始める予定だと報じた。

 また別のイタリア人ジャーナリスト、マッテオ・モレット氏によると、バルセロナとキエーザの交渉は進展しておらず、リヴァプールからの関心も間違いないとのこと。実現する場合、移籍金は1200万ユーロ(約19億円)から1500万ユーロ(約24億円)程度、年俸は400万ユーロ(約6億円)から500万ユーロ(約8億円)程度になると報じた。

 なお、バルセロナはラ・リーガが定める財政規定の影響で、ライプツィヒから獲得したスペイン代表MFダニ・オルモを選手登録できずにいたが、スペインメディア『マルカ』によれば、MFイルカイ・ギュンドアン、DFクレマン・ラングレの売却、DFアンドレアス・クリステンセンの負傷により、現地時間27日午後には登録できる見込みになったようだ。

 欧州主要リーグのデッドラインデーは8月30日。残りわずかの移籍期間でどのような結末を迎えるのか、キエーザの動向に注目が集まる。

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