金メダリストのバッグをのぞき見! リディア・コは「パター」が大のお気に入り

<AIG女子オープン 事前情報◇21日◇セント・アンドリュース・オールドC(スコットランド)◇6784ヤード・パー72>

パリ五輪で金メダルを獲得し、3大会連続のメダル獲得という偉業を成し遂げたリディア・コ(ニュージーランド)。お祝いムードといきたいところだが、休む間もなくスコットランドへ移動すると、先週の「ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン」でトップ10入り。そして今季メジャー最終戦へと挑む。
2012年にツアー史上最年少となる15歳4カ月で米国女子ツアーの「CN カナディアン女子オープン」で勝利。さらに翌年には大会連覇も達成した。15年2月には17歳9カ月で世界ランキング1位にのぼりつめると、同年9月の「エビアン選手権」では18歳4カ月での最年少メジャー制覇を成し遂げるなど、数々の金字塔を打ち立ててきた。そんなリディアはどんなクラブを使っているのか。金メダリストのセッティングをセント・アンドリュースでのぞいてみた。

ウッド類から9番アイアンまではすべてピンで統一。ドライバーは今年1月に『G430』シリーズに追加された『G430 MAX 10K』(テンケイ)を使用。さらに3番ウッドも『G430 MAX』を投入している。アイアンは、かつて日本ブランドのプロトコンセプトの『C07』、『C05』を入れていた時期もあったが、現在はピンの『i230』と『BLUEPRINT S』のコンボ体制となっている。

さらにウエッジは、『SM10』『ウェッジワークス』とタイトリストで統一。セットのピッチングウェッジは入れず、44°、47°、54°、60°というロフトピッチの4本体制だ。ちなみにパリ五輪では、『ウェッジワークス』の60°ではなく『SM10』の58°を使用していたとのこと。そして、「一番好きなクラブはパター」と話すリディアはスコッティキャメロンのセンターシャフトのプロトタイプをバッグインしていた。

1W:ピンG430 MAX 10K(9°ディアマナPD50s)
3W:ピンG430 MAX(15°ディアマナPD60s)
3U・4U:ピンG430(19°、22° ツアーADHY65s)
5~7:ピンi230(SteelFiber fc70s)
8~9:ピンBLUEPRINT S(SteelFiber fc70s)
PW:タイトリストSM10(SteelFiber fc70s)
GW:タイトリストSM10(SteelFiber fc80s)
54:タイトリストSM10(SteelFiber fc80s)
LW:タイトリストウェッジワークス(SteelFiber fc80s)
PT:スコッティキャメロン センターシャフトタイプ プロト

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