今年のZOZOに前年覇者C・モリカワ、X・シャウフェレ参戦が決定 「日本の人々と強い絆を感じている」

今年の10月24~27日に千葉県のアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブで行われる日本で唯一開催される米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に、前年度覇者のコリン・モリカワと、今季メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ(ともに米国)が出場することが20日、発表された。
2020年の「全米プロ」、21年の「全英オープン」のメジャー2勝を含む米国男子ツアー通算6勝のモリカワは、昨年の大会最終日に「63」をマークし、2位との大会史上最多差となる6打差で優勝した。現在の世界ランクは7位。

「この大会は、新シーズンが始まるたびに、スケジュールを必ずチェックしている数少ない大会の一つで、とても大きな意味を持つ優勝だった。日本に縁を持つ私は、日本の人々と強い絆を感じており日本での大会ではたくさんの方々から応援してもらえる。他の選手同様、再び多くのファンから応援してもらえることを楽しみにしている」とコメントを寄せた。

一方、現在30歳のシャウフェレは、5月の「全米プロ」で2位に1打差をつけてメジャー初制覇。「全英オープン」も2打差で優勝し、メジャー2勝目、米国男子ツアー通算9勝目を手にした。世界ランキングで2位につけ、ツアーのフェデックス・ランキングも2位で今週の第2戦へとコマを進めた。母方の祖父母らが日本で暮らし、21年の東京五輪では金メダルを獲得している。

「メジャー2勝を達成し、今年のZOZOで優勝争いをすることが、大きな目標。日本での家族との再会や、世界でも特にゴルフをよく理解し礼儀正しい日本のファンの前でプレーができることが楽しみ。習志野で皆さんにお会いし、優勝トロフィーをこの手にしたい」と意気込みも強い。

2019年に第1回が行われた大会は、コロナ禍の影響で米国開催になったこともあったが、日本で唯一の米国男子ツアー公式戦として知られる。今年も予選カットなしの72ホールストロークプレーで優勝が争われ、米国男子ツアーのフェデックス・フォールシリーズに組み込まれる。また日本ツアーからも賞金上位選手が出場する。賞金総額は850万ドル(約12億4100万円)。観戦チケットはきょう販売を開始している。

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