「強めに打つこと」パット数35→26の劇的改善 畑岡奈紗が“課題払拭”の『67』

<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 3日目◇17日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>

初日は「73」、2日目は「75」と連日オーバーパーを叩いた畑岡奈紗が3日目に本領発揮。6バーディ・1ボギーの「67」をマークし、53位タイからトータル1アンダー・19位タイへ浮上した。
初日から同様、強い風が収まることのない難コンディションなかで「きょうのピンチは3番と17番の2回くらい」とスコアが崩れることはなかった。スタートから連続バーディを決めると、3番パー5ではバンカーに2度捕まり結果はボギー。しかし、そこで流れを切らさなかった畑岡は4つのバーディを奪う好プレーを見せた。17番も強気なバーディパットで、距離の残った返しのパットもしっかり沈めた。

「ショットが結構ついていただけに最後決め切れないことが多かったですが、きょうは久しぶりにショットとパットが噛み合ってくれた」と納得のラウンド。ショットに関しては「左からくる風に苦手意識があったのですが、きょうは横風にも対応できた」。パーオン率も77%(14/18)と高水準をマーク。さらにパッティングは初日、2日目とそれぞれ「32」、「35」パットを要したが、3日目は「26」パットと劇的に改善。「最後に切れて入らなかったことが多かった。最後届いても切れてしまう」という課題に対し、「強めに打つこと」を心がけた結果がスコアに表れた。

「きょうは寒いなかでしたけどいい流れでラウンドできたと思うので、あすも、来週に向けてもいいイメージはできている」と3日目の手ごたえは最終日、そして次週行われる「AIG女子オープン」(全英)への自信にも繋がった。「きょうの流れで最終日もしっかり伸ばして終われるよう頑張りたい」。“強め”のパットでさらなるジャンプアップを目指す。(文・齊藤啓介)

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