首位の松山英樹はバーディラッシュも腰に違和感「楽しみな部分と不安な部分」

<フェデックス・セントジュード招待 2日目◇16日◇TPC サウスウィンド(米国)◇7243ヤード・パー70>

2日目を終えて、「パリ五輪」銅メダリストの松山英樹が首位タイに立った。2日目は7バーディ・1ボギーの「64」で回り、トータル11アンダーで残り2日間に臨む。
1番で2.5メートルを沈めバーディ発進とすると、3番でも2.5メートルを決めた。4番では「さほど悪いショットではなかったんですけど、うーん、風を読み間違えたか…。なんで池に入ったのかなぁと思いながら。いまだに分かっていません」とピンチを迎えたが、なんとかボギーでしのいだ。

続く5番でも2.5メートルのバーディトライを決めきりバウンスバック。6番では8メートル、9番では5メートルと、次々とパッティングを決めて前半を4アンダーで折り返した。

「いいパットが入ってくれたのでよかったなと思う。あんまり期待していないので、それがたまたま入っていい感じにスコアも伸びたし、そういう意味ではよかったと思う」。パッティングのスコアへの貢献度を示す数値は全体1位。グリーン上のパフォーマンスが好スコアにつながっている。

後半に入ってもボギーフリーの2バーディ。リーダーボードの一番上に立ち、今季2勝目を視界に捉えたが、好材料ばかりではない。「途中までダメだったけど、13番くらいからちょっと振ってみようって思ったら意外といけた」と腰の痛みが懸念材料ではある。

「思ったようには打ててないけど、その中でもうまくアジャストはできていると思うし、もう少し状態がよくなった時にどういう風にプレーできるか、楽しみな部分と不安な部分が両方ある」のが正直な感想。週末は腰の様子も見ながら、頂上を目指していく。

すでに最終戦までの進出は確定しているが、30人のみが出場する「ツアー選手権」は次週終わりのポイントランキングによって半でがつけられる。少しでも上のランキングで進むことが最終戦、そして年間王者への近道。「いい位置なので頑張ります」と静かに語り、練習場へと向かった。

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