ディバラにローマ退団の可能性…サウジアラビアでナチョ&オーバメヤンの“同僚”に?

 ローマに所属するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに退団の可能性が浮上しているようだ。14日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 現在30歳のディバラは2012年夏にパレルモへ加入し欧州デビューを果たすと、3年後には国内屈指の強豪ユヴェントスへ完全移籍。7年間で通算115ゴール48アシストをマークするなど攻撃の主軸として活躍し、数々のタイトル獲得に貢献した。2022年夏には契約満了でユヴェントスを退団し、ローマへフリートランスファーで加入。ここまで公式戦通算77試合に出場し34ゴール18アシストという成績を残している。

 ローマとの現行契約を2025年6月末まで残しているディバラだが、今夏にサウジアラビアへ移籍する可能性が浮上しているという。報道によると、アル・カーディシーヤが同選手の獲得を狙っており、ローマおよび代理人との交渉を進めているとのこと。ローマ側はディバラの年齢面やスカッドのバランス、新シーズンの公式戦14試合に出場した場合に発動となる年俸700万ユーロ(約11億円)の契約延長オプションの存在などを考慮し、今夏の売却を検討。現在はアル・カーディシーヤからの正式な入札を待っているという。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、既に給与と契約条件に関する合意が成立していることを指摘しつつ、ディバラが2027年6月末までの3年契約でアル・カーディシーヤに加入する可能性が高まっていると強調。1200万ユーロ(約19億円)に設定された契約解除条項は7月末で期限切れとなったものの、現在もクラブ間での交渉が続いていると伝えている。

 ディバラに関心を寄せているアル・カーディシーヤは今夏の移籍市場で、レアル・マドリードを契約満了で退団したスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスに加え、マルセイユからガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンを獲得。トップリーグ復帰初年度となる2024-25シーズンに向けて戦力強化を進めている。

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