バルサ、ダニ・オルモと6年契約締結で個人合意か…総額約100億円のオファー提示?

 バルセロナがライプツィヒ所属のスペイン代表MFダニ・オルモの獲得に向けた動きを強めているようだ。8月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2023-24シーズン終了後に就任したハンジ・フリック監督の下で新たなスタートを切るバルセロナは、今夏の移籍市場での前線の補強を画策。アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズに加え、“ラ・マシア”出身のダニ・オルモの動向を注視していることが明らかになっている。

 バイエルンやマンチェスター・シティからの関心も報じられているダニ・オルモだが、選手本人はバルセロナへの復帰を強く希望しているようだ。今回の報道によると、同選手とバルセロナは個人条件において全面的な合意に達したとのこと。契約期間は2030年6月末までの6年間と見られている。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、選手との個人合意を受け、バルセロナがライプツィヒへ新たな入札を行ったと指摘。その内容は5500万ユーロ(約89億円)の固定費に加え、特定の条件で発生する総額700万ユーロ(約11億円)のアドオンが含まれているようだ。

 現在26歳のダニ・オルモはバルセロナのカンテラ出身で、2014年夏に加入したディナモ・ザグレブでプロデビューを飾った。同クラブで攻撃の主軸として活躍すると、2020年夏にはライプツィヒへ完全移籍で加入。左右のウイング(WG)や中盤の攻撃的ポジションを主戦場にここまで公式戦通算148試合に出場し29ゴール34アシストをマークしている。

 今夏開催のEURO2024ではトップ下を主戦場に6試合に出場し、イングランド代表FWハリー・ケインやオランダ代表FWコーディ・ガクポらと並ぶ大会最多の3ゴールをマーク。ドイツ代表との準々決勝やフランス代表との準決勝など重要な試合でネットを揺らし、スペイン代表の史上最多4度目の欧州制覇に大きく貢献した。

 今後はバルセロナとライプツィヒとの間で交渉が続く見込み。果たしてダニ・オルモは今夏に母国へ帰還することになるのだろうか。

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